オペ前に確認!インプラントの費用と医療費控除
【今井歯科が解説】インプラントの費用総額と医療費控除をオペ前に確認!
こんにちは!八潮市の今井歯科、院長の今井恭一郎です。
歯を失った際の治療法として、天然の歯と変わらない噛み心地を取り戻せるインプラント治療は非常に人気があります。しかし、多くの方が最初にお持ちになる不安は、やはり**「費用」**ではないでしょうか?
「インプラントは高額だと聞くけれど、具体的にいくらかかるの?」「オペ前に確認しておくべきことは?」「医療費控除で負担を軽くできる?」
このブログ記事では、これらの疑問を解消するため、今井歯科が採用しているインプラントの費用体系を詳しく解説し、さらに高額な治療費の負担を軽減できる医療費控除の仕組みを、専門的な立場から分かりやすく解説します。
この記事を読んで、オペ前の費用の不安を解消し、安心してインプラント治療の一歩を踏み出してください。
1. 知っておきたい!インプラントの費用構造と総額
インプラント治療は、単に歯を一本入れるだけでなく、外科的なオペを含む一連の治療プロセスです。そのため、費用はいくつかの項目に分かれています。
今井歯科におけるインプラントの費用は、主に以下の3つの要素で構成されています。
費用構造 1: インプラント本体(フィクスチャー)
これは顎の骨に埋め込むインプラントの「根っこ」の部分です。当院では、患者さんの状態やご希望に合わせて、信頼性の高い複数のメーカーの製品をご用意しています。
インプラントの成功はフィクスチャーの品質に大きく左右されます。当院では、各メーカーのメリットを理解し、患者さんにとって最適なものを選択しています。
費用構造 2: インプラント上部構造物(かぶせもの)
インプラント本体の上に取り付ける、人工の「歯」の部分です。主に見た目と耐久性、生体親和性を考慮し、高品質なセラミック素材を推奨しています。
上部構造は審美性と機能性に直結します。なお、**1歯につき別途形成(歯の形を整える)と印象(型取り)に¥5,500〜**の費用がかかります。
費用構造 3: 術前診査および外科オプション(オペ関連)
インプラント****オペを安全かつ正確に行うための準備と、骨が足りない場合などに追加で必要となるオペ(手術)の費用です。
インプラント治療は、このオプションオペの有無によって費用総額が大きく変動します。特に、骨量が不足している場合は、サイナスリフトやGBRなどの骨造成オペが必要になります。
1本あたりの費用総額目安(標準的なケース)
最も標準的なケースで、インプラント1本あたりの費用総額の目安は以下の通りです。
※この金額は目安であり、選択するインプラントの種類、上部構造、および外科オプションの有無によって大きく変わります。必ずオペ前のカウンセリングで総額をご確認ください。
2. インプラントの費用を軽減!「医療費控除」の全知識
インプラント治療は自由診療(保険適用外)ですが、医療費控除の対象となります。この制度をしっかり活用することで、治療費の実質的な負担を大きく軽減できます。
医療費控除とは?
医療費控除とは、一年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費の合計額が一定額を超える場合に、確定申告をすることで、税金の一部が戻ってくる(還付される)制度です。
控除の対象となる金額
インプラント治療にかかった費用は、原則として全額が控除の対象となります。
【控除の対象となる医療費の目安】
-
実際に支払った医療費の合計額 - 保険金などで補てんされた金額 - 10万円 (または所得金額の5%のいずれか少ない金額)
例: 家族全員で一年間にインプラント治療費として合計70万円を支払った場合(補てん金なし、所得200万円超)
この60万円が医療費控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されます。
オペ前に確認!インプラント治療で控除対象になるもの
インプラント治療において、以下の費用は医療費控除の対象になります。
-
インプラント本体、上部構造物、各種オペ(手術)の費用
-
CT撮影・解析料金やその他の術前診察費用
-
静脈内鎮静など、オペに必要な麻酔費用
-
通院のためにかかった交通費(電車、バス、タクシー代。自家用車は不可)
-
インプラント治療と並行して行う、抜歯や歯周病治療などの費用
控除の手続きで大切なポイント
-
領収書は必ず保管! インプラント治療費の領収書は、医療費控除の申請に必ず必要です。失くさないように大切に保管してください。
-
家族の医療費を合算できる! 生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費も合算できます。ご家族で治療された場合は、費用をまとめて申請すると控除額が大きくなる可能性が高いです。
-
申請期間は5年間! 医療費控除は、治療費を支払った年の翌年1月1日から5年間、遡って申告することが可能です。過去にインプラント治療を受けた方は、オペ前に遡って申告ができるか確認してみましょう。
3. 今井歯科の支払い方法と安心への取り組み
インプラント治療は高額になりがちですが、今井歯科では患者さんが安心して治療に専念できるよう、複数の支払い方法をご用意しています。
ライフメディカルグループで選べる3つの支払い方法
当院では、自由診療のインプラント治療費について、以下の方法でお支払いいただけます。
-
現金:窓口にて一括でお支払いいただけます。
-
クレジットカード:各種クレジットカードをご利用いただけます。
-
デンタルローン:費用を分割で支払うことができ、オペ前の大きな費用の不安を軽減できます。審査が必要となりますので、詳しくはお問い合わせください。
今井歯科のインプラント治療の強み
インプラント治療は、単に安いか高いかではなく、**「どれだけ安心で確実な治療を受けられるか」**が重要です。
-
豊富なインプラントオプション 当院では、通常のインプラントだけでなく、全顎的な治療を目的としたオールオンフォー(上顎:¥2,180,000 / 下顎:¥2,178,000)や、高度なザイゴマインプラント(¥610,000〜)など、難症例にも対応できる体制を整えています。
-
安全を追求したオペ環境 オペ時の患者さんの不安を和らげるため、静脈内鎮静(¥66,000)のオプションを提供しています。また、より正確なオペを実現するため、最先端のX-GUIDE(¥33,000)システムも導入しています。
-
精密な診断と型取り オペ前の正確な診断のためのCT撮影・解析(¥22,000)は必須です。また、最終的なかぶせ物の精度を高めるため、**光学印象(口腔内スキャン)**など精密な型取り方法も選択いただけます。
八潮市に4つの拠点を構える今井歯科(EAST, WEST, クリニック八潮, HANARE)は、患者さんの口腔内の健康を生涯サポートすることを目標に、安心できる治療をご提供します。
4. Q&Aで解消!インプラントの費用と控除に関する疑問
Q1: 複数のインプラントを入れた場合、費用は単純に倍になりますか?
A1: 基本的なインプラント本体や上部構造の費用は本数に応じて増えますが、CT撮影・解析料金や基本手術料などは、一度のオペで済む場合、追加費用が発生しないケースが多いです。そのため、本数が増えるほど、1本あたりの費用は相対的に安くなる傾向があります。正確な総額は、オペ前の診査・診断後に必ずお見積もりとしてご提示します。
Q2: 医療費控除の申請は、治療費を支払った年と、オペを受けた年、どちらで申告しますか?
A2: 医療費控除は、実際に治療費を支払った年に申請します。インプラント治療が年をまたいで複数年にわたる場合、支払った費用をその年の分として、毎年申告することができます。
Q3: デンタルローンで支払った場合も、医療費控除の対象になりますか?
A3: はい、ローンを利用して支払った場合も、医療費控除の対象となります。ローン契約が成立した時点で、その治療費の全額を支払ったものと見なされます。ただし、ローン会社が立替払いした利息や手数料は控除の対象外ですのでご注意ください。
Q4: 交通費はどのように証明すれば医療費控除の対象になりますか?
A4: 電車やバスなどの公共交通機関を利用した場合、領収書は不要ですが、日付、利用した交通機関、区間、運賃をメモしておく必要があります。タクシーを利用した場合は、領収書が必要です。特に遠方から通院する場合、オペ前に交通費の記録方法を確認しておくとスムーズです。
Q5: インプラントの費用を少しでも抑える方法はありますか?
A5: 費用を抑えるには、まず医療費控除を最大限に活用することが重要です。また、当院で採用しているインプラント本体や上部構造のオプションを比較検討することで、ご予算に合わせた選択が可能です。ただし、費用を抑えることだけを優先せず、インプラントの品質や耐久性、歯医者の技術も総合的に判断することが、結果的に長持ちに繋がり、再オペのリスクを減らすことになります。
5. まとめとご予約のご案内
インプラント治療は、費用面で大きな決断が必要ですが、ご自身の健康な生活を取り戻すための最高の自己投資です。
オペ前にインプラントの費用の内訳と、医療費控除という制度を正しく確認することで、不安は大きく解消されます。
今井歯科は、八潮市の地域医療に貢献する歯科医院として、患者さんの費用に関する疑問にも誠実にお答えし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。
まずはお気軽にご相談ください。院長の今井恭一郎をはじめ、スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。
八潮市でインプラントのご相談は今井歯科へ!
WEBからのご予約も受け付けております。 ホームページ: https://www.identalofficeimai.com/
オペ前の費用のご相談はもちろん、インプラントの適応診断だけでも構いません。ぜひお気軽にご連絡ください。