歯列矯正治療で顔の歪みは治る!?顔の歪みと歯並びの関係

ふとしたときに気になる顔の歪み。その原因は、歯並びと生活習慣にいわれています。今回は、顔の歪みとその原因、改善に導く歯列矯正について詳しくご説明します。

顔の歪みの原因は歯並びにあった?

ここでは顔の歪みの原因と考えられるものについてご紹介していきましょう。

顔の歪みとは

顔の歪みを気にして鏡を見ている女性

ふと、自分の顔がうつった写真を見て、「あれ、顔がゆがんでいる?」と感じたことありませんか?ほかにも下記のような症状・経験に心当たりがある人は、顔の歪みがあるからかもしれません。

・左右の耳の高さが違う
・左右の目の高さが違う
・いつも同じ片側で食べ物を噛む
・眉毛を左右対称に描くのが難しい
・口角の高さが違う
・ほうれい線が左右非対称
・下唇が片側に寄っている

人の顔は子供のころ左右対称であっても、大人になるにつれて歪んでくるものだといわれており、大人で顔が完全に左右対称の人は少なく、ほとんどの人が非対称です。しかし、顔の歪みは進行するものだとすると、そのまま放置しておくのはこわいですよね。

顔の歪みはそのまま全身の歪みにも大きく影響します。からだの歪みが進行すると、見た目の問題だけでなく、下記のような他の症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

・偏頭痛
・肩こり
・腰痛
・めまい
・不眠症

一見、全く無関係に思える症状でも、全身はつながっているもの。元をたどれば、顔の歪みが原因ということも考えられます。

顔の歪みの原因となるもの

では、顔の歪みはなぜ生まれてしまうのでしょうか。ふたつ大きな原因があると考えられています。

ひとつは、生活習慣です。最後の章でも詳しく説明しますが、頬杖や足組み、猫背など体をゆがませてしまう習慣が原因で顔も歪めてしまうことが考えられます。

もうひとつは、歯並びが原因だといわれており、顔の歪みに悩んで歯列矯正治療をされる方も多くいらっしゃいます。また、目立つほど歯並びが悪くなくても、噛み合わせが悪いと、顔の歪みの原因となってしまいます。

歯並びと顔の歪みの関係

歯並びが悪く、噛み合わせが悪い状態だと、特定の歯や筋肉だけを使ってしまう状態になります。すると、いつも使われている歯だけがすり減り、あごの筋肉量も左右で違いがでてきます。この筋肉量の違いが顔の歪みとなって表れるのです。また、片方の筋肉だけに「こり」が生じてしまい、血流が滞ることでシワになってしまうことも。

このように、歯並びは歯の問題だけでなく、顔の歪みやシワにまで影響してしまうのです。

噛み合わせと全身の関係

歯並びや噛み合わせの影響は、顔の歪みだけにとどまりません。同じひとつの体の中で起こっていることなので、それらは体の他の部分になんらかの影響を与えているといえます。

歯並びや噛み合わせ、顔の歪みは、口が開け辛くなる「顎関節症」の原因のひとつだといわれていますし、他にも体の歪み、腰痛、肩こりなどの原因になると考える医師もいます。

歯列矯正で顔の歪みを治すメリット

歯並びや生活習慣が顔の歪みの原因とわかったところで、顔の歪みを治すとどのようなメリットがあるのか、次のように挙げられます。

歯並び・噛み合わせがよくなる

歯列矯正

歯列矯正をすることで、気になる歯並びや噛み合わせをきれいにすることができます。本来あるべき場所に歯を矯正することで、正しい位置で噛み合わせできるようになり、顔の歪みもなくなります。

顔の歪みは、間違った場所で噛み、筋肉量に差が出てしまい、さらに噛みやすい方だけで噛んでしまうという悪循環によるものが多いので、歯列矯正をすることでその悪循環を断ち切ることができるのです。

また、虫歯や歯周病といった歯科疾患を予防することもできます。これらの歯科疾患は磨き残しによるものが多いのですが、歯並びが悪い人の場合歯の磨きにくさから、磨き残しのリスクが高いのです。歯列矯正をすることでそのような、リスクを軽減することができます。

歯の機能の改善

歯列矯正により、前歯で食べ物を噛み切り、奥歯で細かくすりつぶすという本来の歯の機能を改善させることができます。歯並びが悪く、噛み合わせも本来の位置で行えていない場合、食べ物を咀嚼しきれず飲み込んでいることが多くなります。

本来、咀嚼は消化の大切な一部分です。食べ物を細かくし、唾液と混ぜ合わせることで胃に負担をかけずに食べ物を消化できます。噛み合わせが悪いと、胃に負担をかける消化の仕方をしていることが多いのです。

歯列矯正をすることで、本来の咀嚼機能を取り戻すことができます。また、ご自身の感覚としても噛みやすくなるので、食事をより楽しめるようになるでしょう。

口元が引き締まる

がたがたとした歯並びや、出っ歯、受け口などの歯列矯正治療をすることで、笑ったときの見え方が大きく改善されます。上記のようなお悩みをお持ちの方は、笑う時に口を隠してしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方にとって、歯列矯正治療をすることは大きな自信へとつながります。

また、歯列矯正により出っ歯や受け口、顔の歪みをなくすことで、笑ったときの見え方だけでなく、口を閉じているときの口元や、横顔をすっきり引き締めて見せることを可能にします。口元は顔の印象を決める大事なパーツです。歯列矯正はお顔の印象をよくさせることにもつながるのです。

全身機能の向上

上下の歯がしっかり噛み合わさっていなかったり、あごが左右にずれていたりすると、あごの関節や、噛むのに使う筋肉のこりや発達に影響を与えることはご説明したとおり。これらの影響は、肩こりや頭痛、腰痛などの症状となって全身にあらわれることがあります。

歯列矯正治療は、歯並びの改善により見た目をよくする審美的要素だけでなく、全身にあらわれてしまう歯の影響を改善する効果もあるといわれています。これは運動機能や免疫の向上に役立っており、人の健康そのものに直結しているのです。

アンチエイジング効果

消化機能における歯と口の役割もご説明したとおりですが、おいしく食事をすることは健康を維持するために必要不可欠です。歯列矯正は子供のするものと考えられがちですが、今は人生100年時代。歯やあご、そして全身に負担をかける、無理のある噛み合わせを、歯列矯正により改善させることは、大人の健康にとっても大変重要です。

そういった意味で、歯列矯正治療はアンチエイジング効果があるといわれています。正しい噛み合わせで、食事を楽しむことは、生活の質の向上とさらなる健康への第一歩です。

心理面でのメリット

歯列矯正治療をすると、審美的・物理的効果だけでなく、心理面においても影響があるといわれています。歯列矯正後は、性格までもがポジティブになる傾向があるそうです。

今まで自信を持って笑うことができなかった、人前で食事をすることに抵抗があった、なんて人にとっては歯列矯正治療をすることで、大きな自信がつきます。

顔の歪みを予防するには?

顔の歪みの原因には、生活習慣と歯並びが考えられるといわれています。またこのふたつは互いに影響し合っているものでもあります。歯並びについてはこれまでお伝えしたので、この種では、顔の歪みと歯並びに悪影響を及ぼす習慣についてご説明します。

体全体からくる顔の歪み

顔を支えているからだが歪んでしまうと、顔の歪みにつながります。歪みはちょっとした癖の積み重ねからできてしまうので、以下のような行為を少しずつ減らしていくことが大切です。

・ヒールの高い靴ばかりをはく
・片方の足にばかり体重をかける
・かばんを同じ手ばかりで持つ
・座るときに横座りをする

首や肩回りのくせと顔の歪み

肘をつく

からだの中でも特に顔に近い、首や肩回りのくせは、顔の歪みに直結しやすいといわれています。以下のような悪習慣がないか一度確認してみましょう。

・首を傾けたままテレビを見る
・首を傾けて字を書く
・猫背で長時間座る
・肘をつく

これらの習慣は無意識でやってしまうものがほとんどだと思います。無意識のくせが積もり積もってゆがみになっていると思うと怖いですよね。ぜひ一度自分のくせを確認してみてください。

まとめ

生活習慣と歯並びによる要因が互いに影響し合って、顔の歪みとしてあらわれています。歯列矯正治療を検討するとともに、普段無意識で歪みを生み出している習慣を見直してみましょう。

今井歯科では、患者様のお悩みに合わせた矯正治療の提案をさせて頂きます。ブラッシング指導や小児矯正も行っておりますので、まずはカウンセリングのご予約を!

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