インプラントを長持ちさせる鍵はメンテナンスにあり!

インプラントをしたあとは、1年ほどは何もトラブルがでてこないことが多いですが、メンテナンスを怠るとトラブルが少しずつ現れてきます。多大な費用をかけてインプラント手術をしたのであれば、できる限り長持ちさせたいですよね。今回はインプラントを長持ちさせるために重要なメンテナンスについて今井歯科がご紹介します。

メンテナンスが大切

メンテナンスが大切

インプラントは虫歯になることがなく、入れ歯のように取り外しをしないので、メンテナンスを軽視される方がいらっしゃいます。しかし人工のものであるがゆえの、インプラント周囲炎という炎症が起こることがあります。人工歯は虫歯には強いのですが、細菌の影響は受けやすくなります。

インプラントが細菌の影響を受けると、歯茎が腫れて出血などの症状につながることがあるのですが、この症状がでるとすでに歯周炎はかなり進んでいると考えてください。つまり初期の症状のころは、自覚症状がほとんどでないのです。歯周炎が悪化した最悪の場合、インプラントを外さないといなくなることがあるので日ごろのチェックが重要です。

また、天然歯には「歯根膜」という骨のダメージを軽減するクッションの機能を持った部位があります。しかし、インプラントにはこのクッション部分がないので、あまりに強い衝撃が加わると、顎の骨に直接の衝撃を与えることになるのです。

インプラントの保証

インプラントインプラントの治療には、保証制度があり、それぞれ病院やクリニックによって内容が異なります。インプラントの破損や脱落などのトラブルが起きた場合は、無料でつけなおし、半額で再度手術をしてくれるなどの内容が多くあります。

しかし、この保証を受けるためには細かい条件をクリアする必要があります。インプラントの治療後10年間定期健診に通院されている方、診察をしたときに口腔の状態が著しく悪くない方、喫煙をしなかった方、無理な使用をしなかった方などの条件を提示しているクリニックが多いです。

まずは手術前にしっかりと保証内容を確認することが大切です。そしてどのクリニックでもそうですが、メンテナンスをしっかりとしていなければ保証対象にはならないことを明記していることが多いので、自身が意識してケアすることが大切なのです。

自分ではなかなかわからないことが多いと思うので、指示された定期メンテナンスに通うことが大切になるでしょう。転勤や出張などの都合で定期メンテナンスに通うことができないときは、早めにクリニックに相談をするようにしてください。

メンテナンスの仕方

メンテナンスの仕方

メンテナンスは定期健診に通うことになります。口のケアはインプラント手術をする前より大切で、歯肉に腫れがないかなどの検診をします。またインプラントを装着してかみ合わせが悪くなっていないか確認をします。かみ合わせが悪いと、インプラントそのものだけでなく、他の歯にも影響が出るからです。

他にはレントゲンを撮影し、クリーニングをするという流れが多いです。口の中を健康にするには、食生活や体調にも大きく影響するので、インプラントのメンテナンスをすることは体のメンテナンスをすることと思っていただいて良いでしょう。食生活や体の状態などのカウンセリングを行うクリニックも多くあります。

また、定期健診を受ける以外にも、日ごろのメンテナンスが大切になります。通常の歯磨きと違うポイントは、いつも以上に歯茎が傷つかないように意識をしないといけない点です。対策方法として、通常よりも柔らかい専用歯ブラシをクリニックで紹介してくれます。手術後2週間ほど抜歯までの期間があるのですが、この期間は特に刺激を与えないように気を付ける必要があります。

直接強く磨くことを避けるほか、うがいのし過ぎにも注意が必要です。歯の磨き方はインプラントの性質を理解したうえでおこなう必要がありますので、クリニックでの説明をしっかり確認するようにしてください。

一般的な歯ブラシでは、歯の汚れは7割ほどしか落ちないと言われています。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスなどの併用も必要になってきます。歯と歯の間が狭い場合は、歯間ブラシを使うと歯に負担となり逆効果なので、デンタルフロスを利用すると良いでしょう。

デンタルフロスもF型とY型があるので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

他にも歯を清潔にするためには、バランスのよい食生活をすることが大切になります。インプライトをするには、体調管理が大切になります。適度な運動、十分な睡眠、バランスのよい食生活も立派なメンテナンスの方法となります。

まとめ

インプラントをしたあとは、しっかりとしたメンテナンスをする必要があります。天然歯と違って虫歯になることはないのですが、細菌の影響は天然歯より受けやすくなり、その結果周囲炎になる可能性があります。また歯茎の腫れや出血にもつながることがあり、最悪の場合はインプラントを外さないといけなくなります。

そうならないように普段から口の中を清潔にし、定期健診にもしっかりと通うようにしましょう。これらを守らないとインプラント保証を受けることができなくなることもあるなど、患者さんにとってデメリットが多くなります。

また体調管理をしっかりすることも、インプラントのメンテナンスになりますので、日々の生活で気をつけられることを確認しておきましょう。

LINEで送る

Pocket


今井歯科コラム バックナンバー一覧