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今井歯科院内報11月号

若くたって油断しないで!歯周病

★歯周病ってどんな病気?

 日本人が歯を失う原因の第1位は、歯周病です。歯周病とは、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていき、放っておくとやがて歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。歯周病は、初期には自覚症状が少なく、気づきにくいことから「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」とも言われています。歯磨きの際に血が出たときには、すでに歯周病が進行しています。

歯周病の一番の原因は食べかすです。歯垢が歯と歯茎の間にたまると、その中にいる細菌が繁殖して歯周病を起こすのです。

★歯周病に年齢は関係あるの?

 皆さんは、歯周病に対して「年を取ったらなる病気」というイメージはありませんか?確かに、10代、20代の歯を失う原因の一位が虫歯なのに対し、30代以降は歯周病が急速に増えます。しかし「若いから歯周病とは無縁」という認識は、実は大きな間違いです!

厚生労働省が発表した、「平成23年歯科疾患実態調査」の中に「歯肉の所見の有無、年齢階級別」という項目があります。これを見ると、歯肉、つまり歯ぐきに所見がない=異常が見当たらない、という人の割合は、20~24歳で25.8%、25~29歳で31.1%しかありません。つまり、20代の人のうち約7割は、歯ぐきに何らかの異常が認められるという状態なのです。この方たちは、歯周病予備軍と言えるでしょう。

下記の項目は、歯周病になりやすい要因です。一つでも当てはまる方は気を付けましょう。

1.歯磨きをきちんとしていない人

2.喫煙している人

3.口呼吸の人・口を開けていることが多い人

3.かみ合わせや歯並びが悪い人

★まずは歯周病の予防から

歯周病の予防で一番大切なのは歯磨き。毎日の歯磨きを丁寧にするよう心がけましょう。また、歯ぐきに違和感を感じていたり、歯に歯石がついていたり、長い間歯医者にかかっていない人は、この機会にすぐに歯科検診へお越しください。

歯の汚れ(歯垢や歯石)は、どんなに頑張っても歯磨きだけで落としきることは困難です。すでに歯医者に通っている方は、3か月に一度、プロの手で徹底的にお口の中をクリーニングしましょう。

歯周病は歯を失うだけでなく、糖尿病や心疾患、認知症まで、全身の様々な疾患と関わりがあります。特に妊娠中は胎児に影響が出る可能性も。若いうちから予防の意識を持ち、長く健康な歯を保ちましょう。

 

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