矯正歯科とは

 矯正歯科

なぜ矯正治療が必要なのでしょうか。

あなたは「矯正治療」について、どんなイメージを持っていますか?
ひょっとして単に「歯並びを治す治療」という風に思っていませんか?
実は単に歯並びの問題だけはなく、身体全体に関わることなのです。
まずは、そもそも歯並びが悪い事によって、どのような不都合が起こるのかについてご説明いたします。

当医院の矯正治療の流れや子供や大人の矯正治療について具体的にご説明いたします。
埼玉県八潮市で矯正歯科に興味がある方は是非参考にしてください。

歯並びが悪いことで起こる様々な症状

歯並びが悪いと以下の様な事が起こりえます。

  • 虫歯や歯周病、口臭の原因になる
  • あごの関節が痛くなる
  • 消化不良を引き起こす
  • 発音がしにくい
  • 肩こりや頭痛がする

具体的にどのような症状を引き起こすのかについてご説明いたします。

虫歯や歯周病、口臭の原因になりやすい

歯並びが悪いと、歯ブラシの毛先が届きにくく、磨き残しができやすくなります。
その為、虫歯や歯肉炎になりやすいのです。
歯肉炎とは歯茎の炎症のことで、歯肉炎にかかっていると、歯茎が赤くはれて、歯磨きのとき血が出たりするようになります。
更に咬み合わせが悪くて、食べ物がよく噛めないと、唾液の量が減ってきて口の中の汚れがどんどん溜まることになります。
こうなると歯の病気だけではなく、口臭の原因になる事もあります。

あごの関節が痛くなりやすい

口を開けたとき耳のそばでカクカクと音がしたり、口が大きく開かなかったりすることがあります。
これが子供や女性に増えている顎関節症の症状です。
あごの痛みには悪い姿勢や精神的なストレス、歯ぎしりなど色々な原因がありますが、歯並びの悪さから噛み合わせが合わず、起こる場合もあります。

消化が悪くなる

咬み合わせがよくないと、しっかりと噛めないだけではなく、唾液の量が減って消化されないまま飲み込む事になります。
消化されないまま食事をしている事は、胃に負担がかかるばかりでなく、お子様の場合は成長を著しく阻害する原因にもなります。

発音がしにくい

症状によってはサ行やタ行の発音がハッキリできなくなる事があります。
特に外国語の発音に困る事が考えられます。
今後はますますグローバル社会が加速化されます。
そんな中で外国語の発音に困ってしまうと、お子様も外国語を学ぶ事に対して前向きになれないかも知れません。

肩こりや頭痛が起こりやすい

咬み合わせが悪いと、なんとかうまく咬もうとして、あごが不自然な動きをするので、あごや筋肉にムリな力がかかってしまいます。
そのため頭痛や肩こりなどが起こることがあります。

歯並びは性格形成にも影響する

 笑顔

歯並びが悪い事によって、生活していく上で以上のような弊害が起きやすくなるのです。
ですから「矯正治療」というのは、単に「歯並びをキレイにする」といったものではなく、快適に生活していく上で非常に大切な事なのです。

歯並びが悪い事によって、生活上起こりうる弊害はここまでお話した通りですが、あともう一点、歯並びが悪い事によって、身体以外にも影響することがあります。
それは人の心の問題で、今後のその人の性格形成の決定にも繋がっているのです。
性格形成に影響するのは、『笑顔を作り辛くする』という事です。

-『感情』は『行動』によって作られる-

このような言葉があります。この言葉を「笑顔」という考え方に当てはめると、

-嬉しい、楽しいという気持ち(感情)は、笑顔(行動)によって作られる-

上記のように言い換える事が出来ます。
笑う事によって、楽しい感情、嬉しい感情が湧き起こるという事です。
それだけ「笑う事」「笑顔」というのは重要なのです。
しかし、歯並びが気になる人というのは、どうしても自然に笑顔を作りだす事が出来ません。

『歯並びが悪いのを人に見られたくないな…』

『人前で笑顔を作ると、歯並びが悪いのがバレちゃう…』

『なるべく人前で笑顔にならないようにしよう』

このような気持ちの積み重ねによって、表情そのものが暗くなってしまったり、人前での笑顔が不自然になったり、必要以上に手を口元にあてて笑うようになるのです。
このような事態を矯正治療によって改善していくことができます。

矯正治療の流れ

矯正相談
まずはお悩みやご希望などを聴かせて頂きます。御質問頂きました内容に関しまして、当院資料を用いながら、丁寧にお話させて頂きます。
精密検査
最適な治療に必要なレントゲン写真を含めた精密検査を実施させて頂きます。
コンサルティング
精密検査の結果を元に、患者様の現在の状態、治療方針、費用などのお話をさせて頂きます。このお話を聞かれた上で、正式に矯正治療を開始するかどうか、患者様に決めて頂きます。
矯正前治療・装置装着
虫歯などがある場合は、矯正装置を付ける前に治療させて頂きます。虫歯の治療の後、矯正装置を装着します。始めは違和感があるかも知れませんが、大体1週間位で装置に慣れてきます。
ブラッシング指導
矯正治療の最中は、とにかく虫歯になりにくい歯を作っていく事が大切です。そのために、定期的なチェックと歯ブラシの仕方などをお伝えしていきます。

お子さまの矯正歯科

お子さまの矯正歯科

子供の時期に行う矯正治療が小児矯正です。
歯列矯正は大人になってからでも可能ですが、子供の時期から矯正を行うことにより、より理想的な治療を行うことが出来る場合があります。
なぜなら、顎骨の成長が終わってしまっている大人は、歯を動かすだけの矯正になってしまいますが、子供は成長段階にある為、ある程度アゴの成長をコントロールしながら矯正を行うことが出来るからです。
また、子供には虫歯や歯周病の治療跡がほとんどないため、大人に比べて矯正装置がつけやすいのです。

有効な時期

あごの骨が成長する6歳~14歳までの間に矯正を行うと有効だと言われています。
この時期に矯正を行うことによって、歯や上顎と下顎の大きさのバランスをある程度コントロールすることができるからです。

永久歯が生えそろってから治療を始めると歯を動かす空間作りに抜歯が必要になることがあります。
抜歯を避けるために永久歯の生え変わりの様子を見ながら矯正を行っていきます。
乳歯の時期から治療をはじめると万全な準備ができます。

治療期間

永久歯の生え変わりの様子を見ながら矯正を行って行くため、通常の矯正よりも長い治療期間・観察期間が必要になることが多くなります。
通常、歯の生え代わりが終わる15歳前後までは経過を観察する必要があります。
また、永久歯が生え揃ってから再度矯正が必要となる場合もあります。

お子様の矯正歯科が必要な理由

子供の歯科矯正には様々なメリットがあります。
ご紹介していきます。

  • あごの成長をある程度コントロールできる
  • 矯正のために歯を抜く確率が低くなる
  • 大人になって矯正治療が必要となる場合、矯正の治療期間が短く、良い結果が得られやすい
  • 矯正期間中の通院で効率的に虫歯予防ができる
  • 大人になってからの矯正を行う必要がなくなる場合がある

大人の矯正歯科

「歯の矯正治療は子供が受けるもの」と思っていませんか。
「大人の歯の矯正は時間がかかって大変」と思っていませんか。
「大人が矯正器具をつけていたら恥ずかしい」と思っていませんか。

その認識は正しくはありません。40代でも50代でも、出っ歯や叢生(そうせい)は矯正で治したほうがいいのです。
なぜなら、大人が歯並びを治すと、見た目が良くなるだけでなく、健康にもメリットがあるからです。

子供は5年、大人は1年半程度

「子供の歯のほうが柔軟だから矯正しやすいはず」というのは誤解です。
子供の歯は成長するので、矯正治療にとって困る「変化」が多く生じてしまうのです。
また、子供の歯の矯正は5年位かかることが珍しくありません。
一方、大人の歯の矯正は、早ければ1年半位で完了します。

自信がついて仕事のモチベーションが上がる

40代・50代になって、配偶者がいて子供もある程度成長してくると、「いまさら見た目なんてどうでもいい」と感じるようになるかもしれません。
しかし歯並びは、常に第一印象に影響します。40代50代でも、まだまだ仕事やプライベートで新たな出会いがあるはずです。

中高年に突入すると、ただでさえ肌の張りがなくなったり髪の毛が抜けたりします。
しかし、歯並びは矯正治療で確実に治すことができます。
歯並びが良くなって外見に自信が持てるようになると、仕事のモチベーションも上がってくるはずです。

目立たない矯正器具もある

歯の矯正を嫌う方は、金属のワイヤーが気になるのではないでしょうか。
しかし最近は、金属のワイヤーがほとんど見えない矯正法も存在します。
一般的な矯正器具は歯の表面につけるのですが、歯の裏につける矯正器具があります。
これを使えば、思いっきり口を開けて笑っても、矯正器具は歯の陰に隠れてほかの人に見られにくくなるのです。

歯周病予防になる

歯並びが悪い人の中には、「歯を磨いても、磨いても歯周病が再発する」と悩んでいる方もいるでしょう。
歯並びが悪いと、どうしても歯ブラシの毛が届かない「死角」が生まれるので、そこが細菌の巣になってしまうのです。
しかし、歯並びを改善すれば、しっかり歯磨きできるようになります。
歯周病は年齢が上がるほど発症リスクが高まるので、40代・50代こそ矯正治療を受けたほうがいいのです。

大人の歯の矯正にはデメリットがない

健康面でいうと、歯並びが良くなると食べ物をおいしく感じることができますし、しっかり噛むことができるので、消化もよくなります。
そのため、歯の矯正は健康に直結すると言っても過言ではないのです。
このように考えてみると、大人の歯の矯正はメリットばかりで、もはやデメリットはないかもしれません。

床矯正治療

床矯正

入れ歯のような装置を歯の裏側に入れてあごを広げ、歯が生えるスペースをつくる治療方法が床矯正(しょうきょうせい)治療です。
歯をできるだけ抜かずに歯ならびを矯正できます。あごがきちんと育っていないと細くて狭いあごに歯がきれいに並びません。
そうならないように、「あごを拡大する治療」が床矯正です。
また床矯正は咬合誘導の一種とも言えます。
咬合誘導は、生える時期が異なる永久歯が正しく生えるように誘導する治療です。
永久歯の生え具合を診ながら「きれいな歯並び」と「適切な噛み合わせ」を目指します。

保定期間

人為的に動かした歯並びはそのままにしておくと元に戻ってしまう為、矯正治療では歯並びを定着させる保定期間が必要になります。
床矯正も同様で治療期間の2~3倍程度の保定期間が必要です。
保定を怠り、歯が動いてしまうと、最悪の場合「再矯正」が必要になることもあるため、保定期間はとても大切な期間です。

床矯正の特徴

  • 歯を抜かずに矯正できる
  • あごの成長を良い方向に促す
  • 必要な時に矯正装置を外すことができる

床矯正治療時の注意

  • 1日最低14時間以上(できれば20時間)、毎日装着する
  • 矯正装置は壊さないように大事に扱う
  • 床拡大装置の使用時は2日に1回必ずネジを巻く
  • 月に1~2回通院し、使用している状態で来院する

顎顔面矯正治療

顎顔面矯正

顎顔面矯正治療は、顎骨と顔面の発育を正しく促し歯並びも良くする治療です。
このような治療は早期治療、予防矯正とも呼ばれていますが、まさに不正咬合を防ぎ正常な顎顔面と歯列を造る治療です。
成長期の子供の噛み合わせの悪さの原因の多くはあごの成長が上顎で抑えられ、あごの発達が妨げられていることがほとんどです。
歯を抜き、ワイヤーで歯を固定する治療方法では本当の原因は解決できていないのです。
あごの成長は個人によって大差があるため、それぞれに合った装置と治療が必要です。

顎顔面矯正の治療の流れ

口腔内に急速拡大装置と呼ばれる特殊な器具を装着し、あごの骨全体を広げることで、骨の正常な成長を促し、「発育のコントロール」を行います。
特に、急速拡大装置を用いた治療は、成長段階にあるお子様は非常に効果的です。
そして、歯だけではなく、頭骨や歯を取り巻く軟組織までを考慮した治療です。
根本から歯列を治療するには、あごの正しい発達が必要になります。
あごの骨が広がれば、歯は自然と正しい位置へ収まり、美しい歯並びになります。

治療後に改善が期待される症状

  • 鼻づまり
  • ぜんそく
  • いびき
  • 舌運動機能
  • 咀嚼機能
  • 姿勢維持

顎顔面矯正治療をすると、歯並びが美しくなるだけでなく、その他多くの症状の改善が見られます。
上顎の骨が広がると、狭まっていた鼻腔や気道も広がり、鼻づまりやぜんそくの改善、いびきの軽減も期待できます。
下顎の場合は、舌が本来の位置に戻るため、舌運動機能や咀嚼機能の改善に効果があります。
あご全体のバランスを整えることで、体本来の正常な機能・正常な発育へとつながっていきます。
是非、八潮市の矯正歯科「今井歯科」にお越しください。