自分でできる虫歯予防について

虫歯予防

虫歯で苦しんだのは子どものころの話?いえ、子どもから大人まで全ての人が虫歯に感染するリスクがあるんです。
歯科医院で治療をすることも可能ですが、まず大切なのは虫歯にしないこと。今回は、お家で出来る虫歯予防についてお知らせします。

虫歯ができるメカニズム

虫歯菌(ミュータンス菌)はまず、歯の表面にあるバイオフィルムとよばれる粘り気のある膜に感染します。この膜の中で食べ物の中に含まれる糖を栄養として取り込み、代わりに酸を発生します。この酸によって歯が溶かされ続けると、虫歯になるのです。
一方で、虫歯から歯を守っているのは唾液です。唾液は口の中の殺菌や虫歯菌を除去し、食事のあとの酸性に傾いた口の中を中性に保ちます。

寝る前・寝起きの歯磨きを欠かさずに

寝る前・寝起きの歯磨きを欠かさずに

虫歯菌は寝ているあいだに活動を活発化させます。虫歯の活動は上記のように唾液の量に密接な関係があり、寝ている間は唾液の量が少なくなるからです。寝る前には必ず歯磨きをして、虫歯菌の栄養源となる食べかすを取り除くようにします。
また、朝の歯磨きはいつしていますか? 朝食後という方がほとんどではないでしょうか。実は朝の歯磨きは、寝起きすぐにするのが効果的です。寝ているあいだに口の中にたまった虫歯菌やプラークを洗い流すことが必要だからです。どうしても食事後に歯磨きをしないと気持ちが悪いという方は、朝起きたらまずうがいをするとよいでしょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

年齢を重ねると、歯の間に隙間ができて食べ物がつまりやすくなります。こうした食べかすが歯石となり、歯の痛みを引き起こします。虫歯の90%は歯と歯のすきまにできるといわれています。
デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯のすきまの掃除もしましょう。歯ブラシでは60%、デンタルフロスでは20%の汚れを落とすことができます。

フッ素で虫歯予防

健やかで丈夫な歯を育てるサポート

歯磨き粉は、歯を強くする成分であるフッ素入りのものを選びます。フッ素の効果を残すために、歯磨き後に口をゆすぐのは2~3回にとどめます。歯科医院で売っているフッ素入りの洗口液を使うのも効果的です。さらに効果を求める場合は、歯科医院で定期的にフッ素のコーティングをしてもらうとよいでしょう。

まとめ

以上、お家でも簡単にできる虫歯予防のためのデンタルケアについてお知らせしました。どれも、日々の生活習慣のなかでちょっとだけ気をつければできることです。
日々の生活を楽しむためにも、健康な歯保ちたいものですね。

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