そろそろ歯が生えそうな赤ちゃんの歯固め、やっぱり必要?

生後5~6カ月ほどになると、赤ちゃんの下あごの真ん中からひょっこりと小さな歯が顔を出します。
歯が生えはじめると歯ぐきがむずがゆくなり、赤ちゃんの機嫌が悪くなることがあります。むずがゆさを解消するために、そこらへんにあるものを手あたり次第口に入れたがるので、ママもイライラ……なんてことはありませんか。そんな「歯ぐずり」時期の赤ちゃんに有効なのが、歯固めです。余談ですが、おしゃぶりで代用しようとすると、歯並びに悪影響を与えてしまい、将来矯正歯科での治療が必要になる場合がありますので、注意しましょう。

歯固めは下の歯が生えはじめる生後6~9カ月くらいから

歯固めは下の歯が生えはじめる生後6~9カ月くらいから

歯ぐずりは、英語では「teething pain」と呼ばれます。歯が生え始めてむずがゆくなり、赤ちゃんが急にぐずり出します。夜泣きの原因となることもあるようです。そんなときに歯固めを与えると、赤ちゃんのストレスを低減することができます。
また、離乳食を始める生後5~6カ月は、おっぱいを「吸う」ことから食べ物を「噛む」ことに移行していく時期でもあります。上手に自分の力で噛むためには、舌や唇を刺激する必要があります。
噛む力をつけるためのトレーニングのひとつに、歯固めがあります。歯が生えそろう時期までのトレーニング用の歯固めも市販されています。
歯固めを使い始める時期は、下の歯が生えはじめる生後6~9カ月くらいがいいでしょう。歯が生える前は歯茎が盛り上がってきます。また、よだれの量が増えたり、赤ちゃんが口の中を気にする様子を見せたりするので、こうしたサインが出てきたら、歯固めを準備します。

歯固めを選ぶときは素材とデザインにこだわろう

歯固めを選ぶときは、素材に注意します。塩化ビニール製のものが多いですが、柔らかさや弾力を出すための「フタル酸エステル類」という環境ホルモンが使われているものに注意が必要です。長期間使用すると肝臓や腎臓、生殖系に悪影響を与えるという指摘もありますので、赤ちゃんが口にしないように気をつけましょう。
歯固めの中にはかわいらしいデザインのものもありますが、口にいれるものなので、なるべく洗いやすくシンプルなものがいいでしょう。飾りがついていると汚れがたまったりして不衛生になりがちです。
歯固めには、むずがゆさを解消するという目的のほかに、赤ちゃんの噛む力を育てるという目的もあるので、さまざまな「噛み心地」を体験できるという知育的な商品もあります。

まとめ

健やかで丈夫な歯を育てるサポート

赤ちゃんの歯茎をマッサージし、健やかで丈夫な歯を育てるサポートをする歯固め。素材とデザインにこだわったものを選んであげたいものですね。

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