65歳以上が人口の2割を超える八潮市!高齢者の歯の健康を守ろう!!

日本の人口の少子高齢化は大きな問題になってきています。2016年9月時点で高齢者の人口の割合は27%を越えて、さらに増え続ける傾向です。今井歯科がある埼玉県八潮市も全国平均ほどではありませんが少子高齢化が進んでいます。ここでは、対策のための「八潮市人口ビジョン」に沿って、人口の推移の現状と今後を紹介いたします。あわせて、「いかに高齢者は歯が衰え、多くの歯のトラブルにさらされているか」「高齢者の歯の健康には何が必要か」についても説明します。

「八潮市人口ビジョン」とはどういう計画か?

「八潮市人口ビジョン」とはどういう計画か?

2014年に「まち・ひと・しごと創生法」が施行されたことにともない未来の長期ビジョンを提示する「まち・ひと・しごと総合戦略」が閣議決定されました。それを受けて、人口の推移を分析して、定住、結婚、子育ての現状を把握し、将来につなげるために制定されたのが「八潮市人口ビジョン」です。国の政策同様に2015~2060年まで長期ビジョンをたて、「2025年には将来目標人口10万人」を達成し、より発展していくための方針となっています。

八潮市の人口は「つくばエクスプレス」の開業以来増加の傾向!

日本全国の人口は 2017年も30万人以上減り、8年連続で減少しています。八潮市の人口は1960年以降の高度成長期に大幅に増加し、1970年以降はゆるやかな増加になり、1995年以降は横ばいです。しかし、2005年につくばエクスプレスが開通し八潮駅が開業すると、全国の傾向とは異なり増加していきます。2010年には8万人を突破し、2017年時点で8万6,138人になっています。

全国の傾向と同じく年少人口が減り高齢者人口は増えている!

八潮市の人口全体は増加している傾向です。しかし、少子高齢化については全国平均よりは、ゆるやかではあるものの進んできています。15~65歳の生産年齢人口の増減はあるもののほぼ横ばいです。15歳未満の年少人口は1980年がピークで、その後はゆるやかに下降しています。一方、65歳以上の高齢者人口はゆっくり上昇、2005年には年少人口を上回りました。2017年の高齢者人口の割合は22.6%に達し、さらに増加の傾向です。なお、人口の増加に関しては、出生率も死亡率もほぼ横ばいで、転入が転出を上回ったのが理由といえます。

今後もさらに高齢化が進む八潮市

今後もさらに高齢化が進む八潮市

他の地域と異なり、つくばエクスプレス八潮駅の開業以来、八潮市では20~40代の働き盛り世代における人口の転入が目立ちますが、徐々に横ばいになってきました。今後は人口の減少が予想され、2060年には「国立社会保障、人口問題研究所」の推計では5万5,318人、八潮市の推計では7万3,039人まで減るという予想です。それにともない少子高齢化も進み、2035年には25%を越え、2045年には30%を越えると予想しています。そのため、八潮市では魅力のある住みやすい街をつくることが急務です。転出の減少と転入の増加を目指し、さらに子どもを産みやすく育てやすい環境を充実し、少子化の防止を促す努力をしています。

セルフケアだけでは健康を維持できない高齢者の歯のリスク

全国平均ほどではないとしても、八潮市でも少子高齢化は止められないのが現実です。今後は、さらに増加傾向の高齢者は、加齢にともない体のさまざまな部位が衰えることが予想されます。それは、歯の健康も例外ではありません。高齢者は口腔内にさまざまな変化が起き、幼児期と同様にセルフケアだけでは維持ができなくなるでしょう。歯茎の磨滅により弱い歯の根元がむき出しになり、虫歯ができやすくなりがちです。さらに、唾液の量も少なくなり口臭や味覚障害なども起こる可能性が高まります。歯茎の炎症も悪化しやすく、それらの多くの現象が相まって口腔内の細菌が増え虫歯になりやすい環境が整うのです。入れ歯が合わなくなることも、虫歯になりやすい原因のひとつといえます。

長生きに大切な噛む力は歯の健康から

高齢者の歯の健康のためには、まず唾液の分泌を促すことです。そのためには、よく噛んで食べる咀嚼力を高めることが必要といえます。よく噛むことは唾液の分泌だけではなく、食物から得られる栄養素を体にいきわたらせることにも役立ち、脳の活性化や体力を維持する力なども育ててくれるのです。さらに、よく噛むと食力が増し、食べ物からより一層栄養の摂取が可能になります。バランスの良い栄養素の摂取は心身の気力の充実につながり、認知症のリスクも低下するという好循環が生じることが期待できるでしょう。

オーラルケアを怠るとより多くなる歯のトラブル

オーラルケアを怠るとより多くなる歯のトラブル

オーラルケアを怠りリスク放置すると、虫歯になりやすく歯肉炎の悪化を促進するだけでなく、いくつかの病気にかかる可能性も増します。最も恐ろしいのは、食べ物が肺に入ってしまう「誤嚥性肺炎」です。肺に食料が入るため食事ができず、栄養の摂取ができなくなります。「誤嚥性肺炎」は死亡率30%を超す恐ろしい病です。唾液の分泌の低下により、口腔内の清潔が保てず、さまざまな細菌が繁殖していきます。咀嚼力の低下に伴う嚥下する力の低下で、それらの細菌が肺に入りやすくなり、細菌が肺の中で増殖するのが原因といわれています。
「誤嚥性肺炎」のように、死に至るわけではありませんが、唾液の分泌が減ることで起こる日常生活に支障をきたす病気が口腔乾燥症(ドライマウス)です。口腔内の乾燥が進行し、味覚障害が起きることで食が細くなるということもあるでしょう。言葉が発しにくくなったり、気力がなくなったりするなど、老化の加速にもつながりかねない病気です。

今井歯科が提案する定期的な歯の検診

これらの病気は、ていねいに歯を磨きをしたり、よく噛んで食べることを心がけたりすることで対策を講じることが可能です。さらに、唾液の分泌を高めるマッサージを毎日行うなど、セルフケアである程度は予防できます。しかし、セルフケアだけではどうしても限界があります。そこで、今井医院が提案するのは、定期的な口腔内の検診です。口腔内の検診は、正確に自分の口腔内の状況を知ることができ、それに応じたオーラルケアが受けられます。具体的には、歯の治療だけでなく、歯の状況に応じた歯磨きの指導、口腔内や入れ歯の掃除などがメインです。さらに、咀嚼力や嚥下力を増加するためのリハビリテーションも行います。主に高齢者の歯の健康を取り戻すお手伝いと理解するとわかりやすいでしょう。

まとめ

今回は八潮市でも進行する少子高齢者問題と、その対策としての「八潮市人口ビジョン」を紹介しました。高齢化社会は今後も増々進行し、口腔内に関しても高齢者のオーラルケアは重要になってきます。お口のトラブルでお悩みの方は1度今井歯科へお気軽にお尋ねください。

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