八潮市の不妊治療への取り組み|歯周病も不妊の原因に?歯と不妊の関係

今井歯科がある八潮市は埼玉県に属しています。埼玉県では不妊に悩む夫婦のため、不妊治療費の助成に対して積極的です。今回は不妊症の原因と対策、助成金の対象、申し込みの方法についてご紹介いたします。さらに「どのような事業が実施されているのか」「歯周病などの歯の疾患がどこまで不妊と関係があるのか」といった疑問も、あわせて解説します。

八潮市は埼玉県南東部に位置する人口9万人弱の街です

八潮市は埼玉県南東部に位置する人口9万人弱の街です

八潮市は埼玉県南東部に位置しています。東京都葛飾区と足立区に隣接しており、東京駅まで電車および車で約1時間と、通勤にも便利な地域です。江戸時代には農村地帯として発展していきます。大正期にレンガ工場が進出して、戦後は東京に通勤する住宅地として発展しました。面積は18.02平方キロメートル、ほぼ新宿区と同じで狭く、人口は8万8,726人となっています。人口密度は高く、若い世代の家族も多く住んでいることが特徴です。そのため、八潮市では子育てなどの政策にも力を入れ、家族が住みやすい街づくりを推進しています。

不妊症は原因が分かりにくく治療より障害のクリア!

不妊症とは、結婚して1年間性生活があっても、妊娠の兆候がない場合を指します。不妊の原因については、さまざまな原因が複合していて、解明しにくいことが多い傾向です。不妊症は、いわゆる病気ではありません。排卵障害、ピックアップ障害、受精障害、卵管障害、着床障害などとも呼ばれ、妊娠までの間のさまざまな障害が原因となります。そのため、治癒させるのではなく、状況を見ながら少しずつ変えていくステップアップ療法を取るのが一般的です。まず、基本検査で精子と卵子の異常を確認し、異常がなければ排卵と射精のタイミングを合わせる治療をします。半年続けても妊娠にいたらない場合、今度は排卵を誘発していくのです。それでも結果が出ない場合は、卵子に精子を人工的に降りかける人工授精や、卵子に精子を人工的に入れる顕微授精を行います。

埼玉県の不妊治療費助成事業はどういう事業か?

不妊症の治療は時間がかかるとともに治療費もかかりますので、八潮市が含まれる埼玉県では治療費助成事業を行っています。事業には2つあります。1つは、妻が45歳未満の夫婦を対象にした不妊検査費のうち2万円を助成する「こうのとり健診事業」です。もう1つは、1回の治療につき7万5,000~30万円まで補助する「不妊治療費助成事業」になります。不妊治療費助成事業に関しては、妻が35歳未満の夫婦を対象にした初回の申請に限り不妊治療費助成額を10万円上乗せする「早期不妊治療費助成事業」もあります。詳細は埼玉県庁保健医療部 健康長寿課母子保健担当にお問い合わせください。

埼玉県庁保健医療部 健康長寿課母子保健担当
〒330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号 本庁舎4階
電話:048-830-3561
http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0704/index.html

埼玉県における不妊治療費助成事業の対象の条件は?

不妊治療費助成事業の対象の条件は、まず妻が既定の年齢条件を満たし夫婦が埼玉県の住民であることです。さらに、前年の夫婦における所得の合計金額が730万円未満であることが条件になります。それらの条件を満たしたうえで、指定医療機関と対象治療の要件が必要です。対象治療には人工授精および顕微授精などがあります。男性が原因の場合は保険適用外の精巣内精子生検採取法(TESE)、精巣上体内精子吸引採取法(MESA)などです。精子を精巣または精巣上体から採取するための手術がそれに当たります。

埼玉県の不妊治療費助成事業の申し込み方と回数の上限

埼玉県の不妊治療費助成事業の申し込み方と回数の上限

治療が終了した日の属する年度末までに、治療の内容が分かる書類、領収書、市町村県民税所得証明書または市町村県民税課税(非課税)証明書、戸籍謄本、所定の書類を持参が必要です。申し込む窓口としては、居住する地域の保健所の申し込みください。助成回数は妻が40歳未満の方で43歳までに6回、妻が40歳以上43歳未満の方で43歳までに3回になります。2人目の子どもに関しても、ほぼ同様に助成が受けられます。

歯周病はどういう病気か?原因と症状!

歯周病とはどういう病気なのでしょうか。歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。さらに、生活習慣病とされ、食生活や間違った口腔内ケア、喫煙なども原因になります。活習慣の他にも、歯ぎしりなどの直性的負担、ストレス、内臓疾患なども原因のひとつです。歯垢がたまることにより歯肉が赤く腫れ、やがて骨までも溶かしていきます。さらに歯が揺らぎ最後には抜歯をしなければならなくなる恐ろしい病気です。加えて、歯周病の細菌は血液を通して体の他の部分に循環し、より深刻な病気を引き起こす可能性もあります。

口腔内トラブルも不妊症の重要な要因にひとつ

直接的な証明はされていませんが、虫歯や歯周病などの口腔内トラブルも不妊症の原因になる可能性はおおいにあります。口腔内トラブルの原因は細菌によるため、毒素は口腔内だけでなく全身が関係したり、口腔内の毒素が妊娠に関係する器官に循環したりする可能性もあります。さらに、歯の噛み合わせも問題のひとつです。噛み合わせが悪いと骨など全体への悪影響もあり、食事などに問題がおきてきます。それらが何らかの不妊の原因となることも十分ありますので注意が必要です。

歯周病が不妊の原因となることはありえるのか?

より具体的に歯周病はどのように不妊と関係するのでしょうか。何度もいいますが直接的な証明はされていませんが、歯周病にかかった場合、かかっていない女性と比べて、妊娠まで期間が7カ月と2カ月も長くなるという結果は出ています。これはやはり細菌や噛み合わせが原因で、そのような原因がより深刻化すると、不妊につながる可能性も考えられるでしょう。

不妊症の治療が歯周病を悪化させることもある

不妊症の治療が歯周病を悪化させることもある

逆に、不妊の治療が歯周病を悪化させることもあります。歯周病や生活習慣やストレスなどにより、ホルモンのバランスが崩れ口腔内の細菌が増えることも、原因のひとつです。排卵障害、着床障害や、子宮内膜症が原因の場合の治療にはホルモンを使い、それがホルモンのバランスを崩すこともあります。それが歯周病を悪化させる結果になるのです。

妊娠時にはより注意したい歯周病

不妊治療がうまくいき妊娠したときは、より歯周病に注意が必要です。歯周病にかかると歯茎が腫れて、治療のために生理活性化物質を分泌します。生理活性化物質が増えると、今度は子宮収縮作用を促す物質が分泌され、早産や低体重児出産のリスクが高まります。また、歯周病菌は血液に入り込み全身に循環し胎盤に影響することもあります。また、虫歯に関しては胎児への遺伝の可能性がありますので、こちらも要注意が必要です。

まとめ

今回は八潮市が含まれる埼玉県の不妊治療費助成事業について紹介しました。また、歯周病などの口腔内のトラブルがいかに不妊に関係し、妊娠時にも問題になることがよく理解できたのではないでしょうか。不妊治療とともに歯の定期点検は非常に重要です。それぞれの事情に合わせたより詳しい点は、ぜひ今井歯科に1度お問い合わせください。

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