八潮市の保健センターが取り組む「第2次八潮市健康づくり行動計画」とは

平成21年から健康・スポーツ都市として、市民の心身の健康づくりに取り組んできた八潮市保健センターですが、このたび「健康寿命」に注目した新しい健康づくり行動計画を策定しました。その名も「第2次八潮市健康づくり行動計画」。私たち市民の現在と将来の健康にどのようにかかわってくるのか、ご紹介していきます。

「第2次八潮市健康づくり行動計画」ってどんな計画?

「第2次八潮市健康づくり行動計画」ってどんな計画?

「健康寿命」という言葉をお聞きになったことはおありでしょうか?平均寿命が延びるのは喜ばしいことですが、生活習慣病が増加し、要介護状態にある方も増えているのが現状です。

単に長生きするだけでなく、自立した健康な生活、介護のいらない生活を送ることができるというのが「健康寿命」の考え方です(具体的には、65歳の人が要介護2以上になるまでの期間を指しますが、八潮市では男性16年、女性約19年と、埼玉県の平均よりも短い健康寿命となっています)。

健康寿命を延ばすためには、一体どうすればよいのでしょうか。八潮市では、生活習慣病の発症と重症化を予防すること、ライフステージに応じて生活習慣を改善すること、健康づくりのための社会環境を整えることに重きを置いています。地域の力で、一人ひとりが健康づくりを行えるよう取り組む内容です。

生涯心身健康で生き生きと生活するため、八潮市では以下の5つの分野を若い時から心がけることを勧めています。

自分を知る

年に1度は健康診断を受け、自分の健康状態を把握しましょう。飲酒や喫煙、生活習慣が健康に及ぼす影響について、正しい情報を取り入れることも大切です。かかりつけの医師や歯科医師を持ち、気軽に相談できるようにしておくとよいでしょう。

栄養・食生活

1日3食、バランスのよい食事をしましょう。野菜不足のほか、家族そろって食事する機会、手造りのものを食べる機会が減少していることも観察されています。

身体活動・運動

仲間と一緒に楽しく身体を動かす習慣を身に着けましょう。運動する機会や時間がない、続かないなどの問題があり、運動する人の割合が低くなっています。小さい時から運動習慣を身に着けることが必要です。八潮市保健センターでは健康づくりウォーキングマップを用意していますので、活用してください。

休養・こころの健康

毎日笑顔で気持ちよく過ごせることを目指します。相談相手や生きがいを持つようにしましょう。こころの健康について関心を持ち、ストレスやうつ病に関する理解を深めるとよいでしょう。生活リズムを整えることや十分な睡眠も大切です。八潮市では子育てサークルやこころの相談窓口など、コミュニケーションの場を提供します。

歯・口腔の健康

歯とお口は健康の基本です。食べる、話す、笑うなど、歯や口腔が豊かな人生を送るために果たす役割はとても大きいといえます。80歳で20本の自分の歯を保てるよう、若い時から歯みがきや定期的な歯科検診、かかりつけの歯科医を持つことなど、良い習慣を身に着けることが大切です。

口腔内の健康の基本は予防歯科

口腔内の健康の基本は予防歯科

自分の歯でしっかり噛めるということは、食事だけでなく全身の健康や認知症の予防にも大きくかかわっています。また、はっきり話し、表情を豊かにすることで、精神的に生活の質を高めることにもつながります。

自分の歯が20本あれば、しっかり噛むことができるとされています。80歳の時点で20本以上自分の歯を保つためには、早い時期からの予防がカギとなります。

人が歯を失う最大の原因は、歯周病です。その次に虫歯で失うことが多くなります。虫歯や歯周病の予防はいつから始めるのがよいのでしょうか?答えは、お母さんのおなかの中にいるときからです。

最近では、マイナス1歳から始める予防と称して、妊娠中からご両親が赤ちゃんの歯の健康を考えることも推奨されています。具体的には、赤ちゃんが生まれる前から、ご両親のお口の中の状態を整えておくことです。

赤ちゃんの口の中には、もともと虫歯菌や歯周病菌は住んでいません。生まれた時から少しずつ、外から入って住み着くのです。周りの大人が前もって虫歯や歯周病を治し、有害な虫歯菌や歯周病菌が少ない状態に整えておくことで、生まれてくる赤ちゃんのお口に悪い菌が住み着く確率を減らせます。

歯科医院には、歯が痛くなった時に行くもの、と思っていませんか。予防のためには、トラブルがなくても定期的にチェックとケアを受けるため受診することが大切です。子どもも大人も、高齢の方も、これは同じように重要です。

お家で毎日自分で行うセルフケア(歯みがき)と、定期的に歯科医院に足を運んで受けるプロフェッショナルケアの両車輪で、予防は成り立ちます。とくに歯周病は、自覚症状がないまま進行してしまうことが多いので、プロの目でチェックしてもらうことが非常に大切です。

歯を失わないための予防歯科、マイナス1歳から80歳までしっかり行って、20本以上の歯でしっかり噛める健康寿命を手に入れましょう。

もし歯を失ってしまったら?

では、もしすでに多くの歯を失ってしまっている場合は、健康な生活は望めないのでしょうか。そのようなことはありません。大切なのは、きちんと合った義歯やインプラントでしっかり噛める状態を作り、保つということです。

特にインプラントは、あごの骨に人工の歯根を植え付ける方法で失った歯を補うため、ほとんど自分の歯と変わらずしっかり噛めるとの感想を持つ方が多いです。歯を失った場合は放っておかず、噛む機能を補うようにしましょう。

歯と口腔の健康が、健康寿命を延ばすうえでも非常に重要な役割を果たすことがお分かりいただけたことと思います。今井歯科では、八潮市保健センターの取り組みと合わせ、妊娠期から高齢期までの予防歯科や、一人ひとりに合った義歯やインプラントのご相談をお受けしています。是非お気軽にご来院ください。

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